渚の黒鯛

釣りベロ

「釣りベロ」初めての投稿は春本番”乗っ込み”の黒鯛。我がホームグラウンド焼津市のとある浜で釣り上げました。”乗っ込み”とはお魚が産卵のため浅瀬にやってくる事で、抱卵している為油が乗っていて色々楽しめます。ベロ旨な料理もご紹介します。

 

標準和名は「黒鯛」関西では「チヌ」と呼ばれ、幼魚は『ちんちん』至って可愛い名前です^^

今回は十八番の遠投カゴ釣りでの釣果。ウキがバコンと沈みゆっくり合わせるとその後はガンガンと潜ります。格闘の末ご覧の黒銀の姿が。50センチ弱の立派な魚体に思わずどや顔の筆者(笑)

黒鯛は通常岸壁や磯からフカセ釣りで狙いますが、こうして浜からの遠投でも釣れるのです。やみつきになりますよ~

釣りたての魚体。

残酷ですがきっちり〆て美味しく頂きます。これが「釣りベロ」の真骨頂。

25年愛用している”釣れ満包丁”      

以前筆者がやっていた伝説の釣り番組『釣れて満腹駿河湾』の番組タイトル入り出刃包丁でサクッと捌きました。

何はともあれまずはお造り。黒鯛は釣りたては身がプルプル過ぎるので冷蔵庫で一日寝かせて頂きます。甘味が増して身の硬さも落ち着き最高の状態。渚の黒鯛は全く臭みもなく美味。これだから釣り人はやめられまへん(笑)

身はこんな感じ。

盛り付けが少々下手ですがご容赦。

そしてこの時期だから楽しめる「真子」

春の乗っ込み鯛はこれが嬉しいのです。甘辛く煮付けたそのホロホロ感はまさに『釣りベロ』

尿酸値の高い筆者もこの時だけは我慢なりません^^ ちなみに味付けは、

”さみしさ同量水二倍” 酒、みりん、醤油、砂糖が同量で水はその二倍。覚えていて損はありませんよ~

最後に究極の酒のつまみ「皮の湯引きポン酢」お造りの時に引いた黒鯛の皮に熱湯を掛けすぐに氷水へ。細く切ってポン酢をかけ、ネギと一味唐辛子を振り口の中へ。日本酒でも焼酎でも何でも持って来やがれ~『ベロ旨』な逸品です。

焼津の豊穣な渚。次回はどんなお魚が遊んでくれるのか楽しみです。

でもその前に、

今回の釣行には思わぬ「おまけ」が^^

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